★梅干しと紫蘇は相思相愛の最高のカップル
●梅干しの相棒、紫蘇(しそ)
梅干しがしそで染められるように成ったのは、江戸時代(元禄年間)の事。
梅干しのクエン酸と紫蘇(しそ)を混合することで風味が向上し、
双方の持つ薬効の相乗効果を活かせた物なんです。
紫蘇という名の由来
=昔、中国で中毒死寸前だった少年を「紫」の葉を用いて見事
「蘇(よみがえ)」らせたと言う事から付いた名。
紫蘇の精油の成分
=ぺリラアルデヒド・強い防腐作用と制菌作用を持つ物質
寿司や魚の刺身等に青しその葉あしらわれているのも、見た目以上に
防腐・制菌効果を求めて利用されています。
とうぜん食べると胃液の分泌を促進し胃腸を活発にさせ、便秘や下痢
といった症状も改善されます。
更に発汗作用、解熱、利尿作用も期待できます。
赤しその葉で赤く染まるのは、アントシアニン配糖体のシソニンや
ぺリラニンと云う天然色素です。
梅と紫蘇は、相性の良い最高のカップルと言えるでしょう。