梅は「三毒を断ち、その日の難をのがれる」
●梅干しの外用薬としての民間療法
梅は「三毒を断ち、その日の難をのがれる」と云われてますが、
中国では、古くから烏梅、酸梅膏などが漢方薬として用いられ、
云い伝えられる民間療法。
①頭痛の時、梅干しの梅肉をこめかみにはる。
②梅肉エキスをうがい薬として利用。
③湿疹や水虫などの皮膚病に梅肉エキスを塗ると効果あり。
④神経痛、リュウマチ、腰痛、肩こりなどに梅肉エキスを塗布する。
⑤梅肉エキス軟膏は、虫刺され、とげ抜きに利用。
⑥白梅酢(梅干しを漬けると出てくる液)の塗布、とげ抜き、
乳房の化膿症、おでき、イボ等に効あり。
⑦青梅汁は刺激が少なく、効果のある目薬に利用されていました。
⑧梅酒湿布は神経痛、リウマチ、関節炎、腫れ物の痛み、扁桃腺炎
や気管支炎の痛み止め。
⑨梅干し湿布は酷いあせもによく効く。
⑩梅干しローションはシミ、肌荒れに良い。
⑪目のかすみや ぼやけ、眼精疲労にウメボシのまぶたパックがよい。
使い方によっては、毒にも薬にもなる代表的なものが梅。。。
日本の伝統食と、素敵な梅生活をもう一度見直しましょう。